ちょいと古いママチャリ整備で苦戦したハナシ

今年の春ごろに、庭に放置してあったママチャリをレストアして父の日プレゼント代わりにしようと思い立ってタイヤにホイール、ブレーキ、クランクとパーツをそろえて作業に取り掛かったとき、そいつが待ち受けておりました。
ＯＣＳとかセレクターとか言うらしいです。



自転車いじり通な方々にとってはメジャーな存在らしく、古いママチャリをいじろうと思ったら避けては通れない道らしいです。（笑

迂闊だったなぁ。まさかそんなに古い自転車だと思ってなくて、何も考えずに四角軸のアルミクランク頼んじゃったのに．．．

ってことでこんなの外す工具持ってないので仕方なく探してみると、TL-FW20って専用工具をつかえばいいらしいのですが、もう製造中止で自転車屋には置いてない．．．アイヤー。
で、ググってみたところヤフオクあたりで互換品とか売ってるらしいということで、さっそく落札。
（送料含めると3000円超え。でも仕方がない．．．）

もう一点。
外した後のＢＢをどうするかなんだけど、最初は一般的な６８ｍｍ幅で問題ないだろうと思ってたのね。
で、諸々情報を検索すると、この頃のママチャリには７０ｍｍ幅って特殊な規格があるらしいのですよ。
ムムム。気になってノギスもって現物をきっちり測ってみると．．．７０ｍｍですね。いやぁ参った。
すんなりいかないもんだねぇ。
で、これもひたすら検索しまくった結果、丹下精機のLN-3922C-LCBというＪＩＳテーパーでシェル幅７０ｍｍ、軸長１２７ｍｍというママチャリ仕様のカートリッジＢＢが存在するとのこと。
通販サイトとかいろいろ見てみたのですが、コイツが見つからない。
こりゃあ、困ったときのヤフオクか？と検索してみたら、あるやないの。
迷わず落札。（笑

ということで無事にママチャリはパパチャリ（ジジチャリ？）として復活いたしました。予想外の出費でしたけど。
もう、総額考えたら新しいママチャリ買えちゃう。（号泣
まあ、面白かったからいいや。

ブログとかに載せるつもりもなくて写真なんか撮ってなかったので、とりあえずあの自転車に何を施したのか、忘備録的にここに記した次第．．．