聖地への旅 [オンガク]
今年1月にこの世を去ったサックス・プレイヤー、マイケル・ブレッカーのラスト・リーダー作
白血病の闘病生活のため音楽から遠ざかっていた彼の復帰作となる予定だったそうですが、今作レコーディング終了の2週間後病状が悪化し、07年1月13日に逝去。残念ながら遺作となってしまいました。
改めてご冥福をお祈りいたします。
9曲全曲すばらしい作品ですが、特にラストナンバーにしてタイトルナンバー「聖地への旅 PILGRIMAGE」は鳥肌ものです。最後の2分、すべてを呑み込んで昇華して真っ白に変えてしまう、そんな空間があります。クレジットを見ていなくても、再生時間を見ていなくても、この2分でラストであることがはっきり分かる、「旅立つマイケルが見える」そんな気がします。
すばらしい作品をありがとう。僕たちJAZZファンは貴方のプレイを、貴方の笑顔を忘れることはないでしょう。
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